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はじめに
新NISAで色々な投資信託を購入されている方も多いのではないでしょうか?
私も投資信託中心の資産運用をしています。
そこで今回はインドの投資信託について私が購入したインデックスファンドとアクティブファンドの運用結果について以前、R6年10月に記事にしました。
まず参考で以下にその記事を掲載しておきますので興味の有る方はご一読下さい。
今回は、その続編として、その後のインドの投資信託(株式)がどのような結果に
なっているか?を記事しました。
私がインドに投資した理由
インドは新興国なので不安定要素も有りどうしようか?と思っていました。
しかし皆さんもご存じの通り、インド経済はモディ首相の政策(インドを世界一にする)で成長が著しい国です。
しかも人口が世界一です。数年前の中国と圧倒的に違うのが若い人が多く今後、労働人口が増加、消費の増加などマイナス要因が少ないと考え投資しました。
私の購入したインドの投資信託と結果
今回は両方のファンドを平等に比較する為に2023年10月からこれまでの(2025年1月末)
過去約1年3ヶ月の運用結果と共に前回記載の1年の運用結果を記載しました。
また参考でeMAXIS Slim 米国株式(SP500)インデックスファンドを比較対象として記載しています。
下表をご覧ください。
見て頂いてお分かりの通りインドのファンド2本は運用益は出ているものの前回と比較しても運用益は下がっています。
特にイーストスプリング・インド消費関連株ファンドは上の表には記載はしていませんが純資産残高も減少しています。
一方、eMAXIS Slim 米国株式(SP500)はトランプトレード効果で上昇しています。
結果としてこの断面では、わざわざ信託報酬が高いインドの投資信託を購入しなくてもeMAXIS Slim 米国株式(SP500)に投資した方が良いのではないか?と思いました。
なぜインドの株式市場は失速しているのか?
下にインド『ムンバイSENSEX30』と米国『S&P500』のチャートを比較してみました。
右側の『S&P500』は順調に右肩上がりですが、左側の『ムンバイSENSEX30』は2024年9月をピークに下落していますね。
そこで、なぜインドの株式市場は失速しているのか?を調べました。
6月の総選挙開票時に、モディ首相率いる政党が議席を減らしたので一時大きく上下する場面もありましたが、モディ首相の3期目続投が確定すると、9月下旬まで上昇する展開となりました。
しかし、10月以降は巨大財閥の不正問題やインド国内のインフラの遅れから大口投資家が一気にインド株を手放しました。
更に米大統領選挙で「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ氏が有力視されると、世界的な米ドル高とともにインド株もつれて利益確定の売りが発生しました。
追い打ちをかけるように、今季の企業業績が期待外れとなり、6月以来の安値まで下落しました。
私の今後のインドへの投資スタンスについて
1年3ヶ月間の結果から更にインド株式市況はしばらくは悪化すると思われますが冒頭でも触れましたように労働人口の増加、消費の増加などマイナス要因は少ないと思っています。
むしろ、この下落局面をチャンスと捉えて積立て投資も初めて見ようと思っています。
しかしインド一極投資はリスクが大きく、投資の三原則の長期・分散・積立を実践して行きたいと思います。
まとめ
1年3ヶ月間の運用結果はさておき、インド市場は今後拡大して行くと思います。
また、ここ1、2年でインドへの投資信託(債券除く)の商品はは40本近くになりました。その内、信託報酬が1%未満のものは8本程度有ります。
ただ今後S&P500をアウトパフォームする商品がどれだけ有るかを冷静に見て行く必要は有りますね。
私は今後のインドの更なる成長を信じて今のファンド持ち続けます。
皆さんもインドに注目し先ずは信託報酬の低いファンドを購入してみてはいかがでしょうか?
あくまで投資は自己責任でお願い致します。